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住宅開発が進むニューヨーク市では、増大を続ける需要に対応するため、教会などの宗教施設が閉鎖の対象になっているという。
ニューヨーク大司教区は昨年秋、利用者が減少した小教区の大規模な統合のため、ブロンクス、マンハッタンおよびスタテン島にある20以上の教会を閉鎖することを発表した。過去数十年の間に、費用の高騰や礼拝出席者の減少などを理由に、数百におよぶ市の教会やユダヤ教礼拝堂、イスラム教寺院などが閉鎖に追いやられ、コンドミニアムや商店などになっている。一方で、存続を求めて対策を行っている団体や宗教施設もあるという。
マンハッタン区東83丁目のセント・エリザベス・オブ・ハンガリーは、オンラインで署名を募り、ローマ法王へ正式に存続を嘆願したという。ブルックリン区ベッドフォード=スタイベサントにあるセント・スティーブンス・アンド・セント・マーティンズ監督派教会は取り壊しが決定しており、跡地には41室を有する5階建てのアパートが建設予定だが、敷地内に新しい教会を建設する契約を開発業者との間で取り付けている。
クイーンズ区フラッシングでは、開発業者と教会指導者らが協力し、新しいビルに教会を建築する計画を立てている。
市歴史的建造物保存委員会は、143の宗教施設を歴史的建造物に指定している。
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