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マンハッタン区のペンシルバニア駅付近で13日、女性警官をハンマーで襲い別の警官に撃たれた男が、別の日に起きたハンマーによる傷害事件にも関与していたことが明らかになった。
デビッド・バリル容疑者(30)は同日午前10時ごろ、西37丁目と8番街で、尾行していたニューヨーク市警察(NYPD)のローレン・オローキ警官の頭部と肩を3回、ハンマーで殴ったという。同警官と一緒にいたジェラルド・カサイン警官は、容疑者に向け4発発砲し、2発が背中と肩に当たった。警官らは、別の暴行事件の捜査で周辺にいたが、マスクをつけフードをかぶった容疑者を不審に思い、後をつけていた。オローキ警官は、ベルビュー病院で治療を受け退院したが、同じ病院に搬送された容疑者は危篤状態であるという。
バリル容疑者は11日にも、女性3人と男性1人をハンマーで襲っているが、男性を襲った場所は容疑者が撃たれた現場に近い35丁目と6番街のメイシーズの前だったという。
容疑者は以前から犯行を計画していたとみられており、昨年5月、自分で書いた血のついたハンマーの画像を、写真投稿サイトのインスタグラムに投稿していた。
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