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シンクタンクのブルッキングス・インスティチュートが行った調査によると、ブロンクス区にあるマンハッタン・カレッジとニューヨーク州立大学マリタイム・カレッジは、学生の卒業後の平均収入がアイビーリーグ8校卒業生のものより多く、約7000校ある全米の2、4年制大学の中でトップレベルにあることが分かった。
イースト川沿いのスロッグスネックにあるマリタイム・カレッジは海洋関係工学やビジネス、環境科学を学ぶことができる学生数1400人の小さな学校だが、卒業後10年目の平均年収は12万1700ドルと、とても高い。この数字は、生徒の家庭の収入や高校の成績、人種構成など人口構成が似る他の大学と比較すると、卒業後10年目に得る予想年収の全平均より42.4%も高いという。
さらに同大学は学費が年間およそ1万7121ドルで、ハーバード大学の6万659ドルと比較すると大変“お得な”教育投資といえる。
一方ブロンクス区リバーデールにあるマンハッタン・カレッジは学生数3675人で、10年目の平均年収は11万800ドル。同様に他大学の学生のものと比較すると、卒業後10年目の予想年収は全平均より50%も高い。
同調査の大学別で、もっとも平均年収が高かったのはマサチューセッツ工科大学の12万8800ドルで、もっとも低いのはフィラデルフィアにあるチェストナッツヒル・カレッジの4万3500ドルだった。
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