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ニューヨーク市のタクシー・リムジン委員会(TLC)は4日、ジョン・F・ケネディー国際空港で覆面捜査官による違法タクシーの取締りを行い、28通の召喚状を発行した。
空港では通常、イエローキャブまたは、予約を受けたカーサービスだけが客を乗せることが可能だが、近年空港で客を降ろした後のそれ以外のカーサービスや無免許のタクシーが、空港で客引きを行い法外な料金を請求するなどの被害が相次いでいるという。
取締りを行った同日、観光客に扮したTLCの捜査官を乗せようとした「ウーバー(Uber)」の運転手や、運賃を提示した運転手などに召喚状が発行され、車両が押収された。押収された車両はレッカー車で移動され、運転手らは車両を引き取るために、最高900ドルの罰金とレッカー費用を支払わなければならない。
空港で客を乗せようとしたグリーンキャブもいたが、「空港で客を乗せる行為が禁止されていることを知らなかった」というグリーンキャブの運転手もいたという。
TLCは、犯罪歴の調査や麻薬テストを受けていない運転手や、車両登録がされておらず、TLCによる厳格な検査を受けていない車両に乗るのは、もっとも危険であると警告している。
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