ことしに入ってからニューヨーク市の行政総合窓口311に、ねずみに関する苦情が例年にないほど多く寄せられているということが18日、AP通信の調べによりわかった。
311によると、これまで寄せられたねずみの苦情は、この2年間で2万4000件を超えており、年間の苦情件数としては過去最高だという。
かねてよりマンハッタン区では地下鉄内に生息するねずみの繁殖が問題視されてきたが、ことしは住民から「近所の公園に200匹ほどねずみが生息していて、衛生面で不安だ」との苦情が寄せられるなど、地上にもねずみの生息地域が拡大しているという。
昨年の長引いた冬の間に放置されていたごみが、ねずみの異常繁殖を招いた恐れがあるとみられているものの、専門家は「苦情が殺到しているからといって、ねずみの数が急増しているというわけではない」と話している。
しかし、多くの住民は「ねずみ駆除の対策が十分にとられていない」と市を批判しており、早急な対応を求めている。これに対し、ビル・デ・ブラシオ市長はねずみを1カ所に集めて一斉に退治する駆除計画に300万ドル(約3億6000万円)の予算を組むことを発表した。

ねずみに対する苦情が市に殺到 急がれる駆除対策
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