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21日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク市内でベッドバグ(南京虫)の発生数そのものに関する苦情は減っているものの、その抵抗力は強まっているという。
市の行政相談窓口ダイヤル311に寄せられた苦情は、今年1〜5月末までの統計で3950件と、2012年同期間の7760件に比べてほぼ半減した。市教育局(DOE)からも今年は205件と、12年の366件から減少している。
しかし、駆除は困難になっているといい、害虫駆除業者オーナー、ジョン・ファーマン氏は、「奴らは確かに強くなっていて、普通の方法では効かなくなっている」と語る。駆除剤には4種の混合液を使う必要があるという。
米国自然史博物館のルイス・ソーキン氏は、全ての地下鉄駅構内を含む市内の1400カ所でベッドバグのサンプルを採取。その分析を基に「非常に高い確率で突然変異がみられ、抵抗力は強まっている」と論文にまとめた。市販のスプレーは駆除剤成分の効能が不充分で、かえってベッドバグを強くしたようだ。
ベッドバグは、思わぬ経路で家やオフィスに侵入することが分かっており、ファーマン氏ら“ベッドバグ・バスターズ”の闘いはしばらく続きそうだ。
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