RELATED POST
25日付のニューヨーク・ポストによると、性同一性障害を公表していたアバクロンビー&フィッチの元従業員が、上司らから女性用制服の着用を強要され、性差別を受けたとして、同社に対し3500万ドル(約36億5千万円)の賠償金の支払いを求め訴訟を起こしていたことが分かった。
マハ・シャラビーさんは女性の身体で生まれたものの、男性として生活しており、同店でスタッフとして採用される際に、男性従業員と同じ制服で働くことに双方が同意していたという。しかし、シャラビーさんが店舗で働き始めると、男性のような服装をするのは同社のスタッフ服装規定「ルック・ポリシー」に反するとし、女性用の制服を着用するよう強要されるようになった。また、店長からは「男性と同じ制服での接客は顧客の気分を害しかねない」と非難され、「会社が求める服装で働けない場合は、顧客の目には触れないポジションで働くか、店を去ってもらうことになる」と通告されたという。
シャラビーさんは2012年に解雇されたが、連邦雇用機会均等委員会によって、性差別による制服着用を強要する行為は違法という判断が今年2月に出されたからと、訴訟に至った経緯を説明した。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで









