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９日付のニューヨーク・ポストによると、ニューヨーク市警察（ＮＹＰＤ）の警官らが違法であるナンバープレートカバーを使用していることが同日、明らかになった。
料金所や高速道路に設置されたスピードカメラなどからナンバープレートを見えづらくするために取り付けるカバーなどの使用は法律で禁止されている。公開された写真にはＮＹＰＤの車両約100台においてカバーを使用している様子が写っていた。警官らによるこの違反行為はＮＹＰＤも把握しており、各管轄内で交通法を守るよう改めて指導し、自家用車の車両検査を行うことで取り締まりを強化しているという。先週は同日までにナンバープレートカバーを使用していたとして、10人ほどの警官が罰金を科せられた。
ＮＹＰＤの広報担当によると、カバー使用が発覚した場合は罰金のほか有給休暇を没収することで罰せられることもあるという。カバーを使用していた警官の１人は同紙の記者から取材を受け、違法行為だと理解していたと述べ、その場でカバーを取り外した。しかし、中には「これはスピードカメラを避けるためのものではない」と主張し、違反行為を知りながら否定して取材を断る警官もいたという。
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