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14日付のAP通信によると、同日に米北東部を襲ったストーム「ステラ」について、米国立気象局(NWS)の気象学者らは、降雪量が予想より少なくなる可能性を事前に把握していたが、直前の審議で訂正しないと決断していたことが分かった。
気象予報センター(WPC)メリーランド事務局のグレッグ・カービン氏は「降雪量が予想を下回ったとしても、ニューヨークやボストンなどの大都市では雪やみぞれが降った場合の影響は大きい」と考え、「予想を変更すると、大した影響はないという誤った情報を与えることになる」ことから決断に至ったと説明する。
NWSはニューヨーク市の降雪量を18~24インチ(約45~60センチメートル)としたが、15日午後のセントラルパークで7インチ(約17.5センチメートル)だった。一方、ニューヨーク州都オールバニでは17インチ(約43センチメートル)の積雪を記録した。
積雪後、予報が外れたという声もあったが、カービン氏は「雨と雪の予報が内陸部へ移動したため、太西洋側では雨やみぞれとして降った分が積雪量に含まれなかった」とし、「降水量は予想した範囲内を記録した」と気象予報の難しさをにじませた。

マンハッタン区内の様子=14日(photo: Ed Reed/Mayoral Photography Office)
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