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【13日付カーブドニューヨーク】ニューヨーク市内在住のアーティストは近年、特定の地域に固まらず、市内のあらゆる地域に分散して住んでいることが、2015年に都市計画センターが行った調査で明らかになった。
アーティストといえば昔は、マンハッタン区ソーホーやイーストビレッジなど、特定の地域に密集していることが多かったが、同調査によるとそのような傾向は弱くなり、市内のあらゆる地域に拡散している。主な理由は家賃の高騰だ。アート活動が盛んな市内10地域の家賃は00年から12年までの間に32%上昇。アーティストが市全体の平均上昇率よりも高い家賃を嫌い、家賃がより安価な場所を求め引っ越したと推測できる。
同調査でアーティストが最も多かったのはマンハッタン区アッパーウエストサイドで、グリニッチビレッジ、チェルシーと続いた。しかし、これらの地域も年々アーティストの数が減っており、15年前に比べてグリニッチビレッジは24%、チェルシーは28%減っていた。
一方、ここ数年アーティストが好んで住む地域もある。ブルックリン区の人気が高く、ブッシュウィックに限っては00年に150人だったアーティストが15年には1824人に増えている。

ブッシュウィックのストリートアート(photo: currystrumpet)
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