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【14日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】非営利団体バス・ターンアラウンド・コアリーションは9日、バスサービスの改善状況に関する項目別の調査結果を発表、市営バスを運営するニューヨーク州都市交通局(MTA)とニューヨーク市交通局(DOT)に対してFやDなどのグレードで評価した。
MTAがF(失格)となったのは運行スケジュールで、乗客が長時間待たされたり、2から3台のバスが一度に到着したりしていた。ブルックリン区のバスビーチとイーストニューヨーク間を結ぶB6やマンハッタン区のハーレムとイーストビレッジを結ぶM1など「信頼性が最も低い」とされる路線では6台のバスが同時に到着することもあった。
DOTは、以前からバスの運営制度改革を図ってきたのにも関わらず、サービスの質が向上していないとしてDプラスになった。DOTは数年前から停車駅を制限した「セレクト・バス・サービス」線を導入。切符販売キオスクを歩道に設置したり同バス専用レーンを設けたりするなどしたおかげで運行スピードは約30%向上したが、渋滞問題は緩和されていないと指摘された。
今回の評価を受けてMTAのアマンダ・クワン広報官は、「GPSでバスの位置を逐次追跡している。これからもサービスの改善に取り組んでいく」と述べた。

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