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バージニア州シャーロッツビルで12日、白人至上主義者と反対派の間で衝突が起こり、19人の負傷者と1人の死者を出す事件が起きたことを受け、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は16日、ブルックリン区のフォートハミルトン陸軍基地にある、ロバート・リー将軍とストーンウォール・ジャクソン将軍の名前が付けられた道路の名称を変更するよう陸軍長官代理に要請した。
同区ベイリッジのセントジョンズ聖公会では同日、教会に隣接する庭の木からリー将軍を称える記念プレートが撤去された。ブロンクス区にあるニューヨーク市立大学ブロンクス・コミュニティー・カレッジでは学長が同日、キャンパスにある1世紀前に作られた彫刻ギャラリー「偉大な米国人の殿堂」から、リー将軍とジャクソン将軍の胸像を撤去すると発表した。同ギャラリーには現在、98体の胸像が展示されており、撤去される2体は別の像と入れ替えられる。
ニューヨーク州都市交通局(MTA)は17日までに、地下鉄タイムズスクエア駅の40丁目の入口近くにある南部連合旗に似たタイルのモザイクを作り替えると発表した。MTAの広報担当によると、タイルのデザインは同旗との関連は一切なく、デザインの変更は混乱を避けるためだという。
南軍記念碑や南部連合旗は、白人至上主義や有色人種差別を正当化する象徴とみなされている。ニューヨーク州は全米の中でも、南軍関連の記念碑の数が少ない。

ブロンクス・コミュニティー・カレッジにある彫刻ギャラリー
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