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【20日付amニューヨーク】マンハッタン区ソーホーでワインを販売するシティワイナリーがこのほど、トランプ大統領にヒントを得た新しい商品を開発した。その名も「コブフェフェ」だ。
バーやレストランを備え、ステージもある同店は、そこに登場するアーティストにちなんだラベルを作成してユニークなワインを販売することで知られている。コブフェフェは、政治をテーマにした初めてのラベルだ。
今年5月31日の未明、トランプ氏は「後ろ向きなメディアのコブフェフェ(covefefe)は継続してあるけども」とツイート。「カバレッジ」(coverage)のタイプミスではないかというのがもっぱらの噂だが、今回のラベルはこれに由来する。コブフェフェのラベルには、同氏を想像させる人物の絵柄が描かれており、「このワインは、どでかい」と同氏の口癖を使い、「偽ワインでは決してない」とも表記されている。
カリフォルニア州北部産のカベルネとメルローをブレンドした赤ワインは1本37ドル(約4100円)、1200本の限定販売品だ。売り上げの20%は、トランプ氏が敵対する米国自由人権協会(ACLU)に寄付されるというのも念が入っている。同店は「笑いながら楽しんでもらえれば」としている。

「コブフェフェ」のボトル(photo:citywinery)
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