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移民の血と汗と涙で建てられた、トランプタワー=28日午後撮影=Asami Kato / 本紙
トランプ氏が1980年に5番街にトランプタワーを建てる際、同地にあった百貨店、ボンウィットテラーの解体工事に不法滞在のポーランド系労働者200人を雇い、組合規定の半額以下の時給4ドルで長時間労働をさせていたとして起こされた集団訴訟に対して98年、和解金1375億ドル(約153億円)を払っていたことが、このほど公開された裁判所の記録により明らかになった。28日付ニューヨークタイムズが伝えた。裁判で同氏は「不法移民がいたとは記憶していない」と主張、実際は「移民局に通報して強制送還にしてやる」などと脅していた。アスベストが飛散する現場で手袋やヘルメット、マスクなどを装着させていなかったことも暴かれた。



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