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【15日付amニューヨーク】
ブルックリン区パークスロープで5日に起きた交通死亡事故を受け、ニューヨークのビル・デブラシオ市長は15日、同区で記者会見を開き、ニューヨーク州議会に交通安全法の改正を求めた。
市長が求めたのは、①スクールゾーンでの速度違反監視カメラの増設と設置範囲の拡大②監視カメラが捉えた速度違反および信号無視をした車両の運転者に対する罰金の引き上げ、また車両登録の停止など罰則の厳格化③運転に影響を来すような運転者の疾患や健康状態を、運転免許センターに警告することを医師に義務付ける、の3点。現在50ドル(約5300円)と定められている速度違反および信号無視に対する罰金は3度目の違反から150ドルに、4度目を250ドル、5度目を300ドルに引き上げ、6度目の違反には350ドルの罰金に加え車両登録停止処分とする。市長は6月からの実施を目指している。
5日の事故では、1歳と4歳の幼児が赤信号を無視して交差点に侵入した車両にひかれ死亡した。車を運転していた女性は、事故当時てんかんの発作を起こしていたとされ、免許停止処分を受けただけで罪には問われていない。女性は過去に速度違反や信号無視で罰金を科されている。

同区のNYPD第78分署で会見するデブラシオ市長(中央)(photo: Benjamin Kanter/Mayoral Photo Office)
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