Dr.ロバート・コレス 新カイロ色々ポキポキMY LIFE 第37回 むち打ち症とカイロプラクティック

 むち打ち症は、急激な強い衝撃で頭部が動くことで筋肉や靭帯、関節が損傷し、首、肩、背中を痛め、その痛みが持続するのが特徴的な疾患です。交通事故によるものが一般的ですが、スポーツなどで後ろから突然衝撃が加わったときや、しりもちをついたときに首が伸展範囲を超えて伸びることでも起こります。

◆怖い後遺症
 むち打ちの症状は衝撃が加わった当日にはほとんど現れません。翌日あたりから首や背中、肩周りの痛み、耳鳴り、頭痛、めまい、吐き気、食欲不振などの症状が出ます。交通事故に遭ったときは、まず病院へ行きレントゲンを撮るなどきちんと診察を受けましょう。万が一、首の骨折や脱臼があれば、脊髄を圧迫して手足に障害が出る恐れがあるからです。病院の診察で症状が改善したのであれば問題はありません。しかし、レントゲン上では何も異常がないと言われたにもかかわらず、依然としてむち打ちの症状が続く場合は要注意です。こんなときこそ、カイロプラクティックの出番です。

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◆米国における交通事故後のケア
 米国では交通事故によるむち打ち症の治療でカイロプラクティックが多くの人に利用されています。当院に通うある患者さんは、車の前後が挟まれる形で玉突き事故に遭い、むち打ち症を発症しました。後ろから追突されると同時に、首と背部にそれまで感じたことのない鋭い痛みが起こったそうです。からだの痛みと精神的ストレスから眠れない夜が続き、左右に首を振る、後ろを振り向くなどのいつもは簡単にできる動作が非常に困難だったそうです。そんなときに来院され、集中的にカイロプラクティック治療を受けられました。現在では、痛みが改善され定期的に検診を受けられています。
 むち打ち症は、早期治療がとても大事。痛みを放っておくと危険です。さあ、あなたもカイロプラクティックで痛みのないニューヨーク生活を送りませんか。

 
 
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プロフィール
Dr.ロバート・F・コレス
ラトガース大学卒業、NYカイロプラクティックカレッジ卒業、35年の実績・慢性神経の痛み治療の専門医

ジャパニーズ・アメリカン・カイロプラクティック・オフィス
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