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【15日付メトロニューヨーク】ニューヨーク市運輸局(DOT)は15日、2010年以来初めてニューヨーカーが公共交通機関より自家用車やライドシェアを含む自動車を利用しているとの調査結果を発表した。
同調査によると、自家用車の登録数は、人口増加の速度を上回る勢いで5年続けて増加し、16年は190万台。10年と比べ8.5%増加した。タクシーやハイヤーの登録数は1万3000台増えて8万5200台となり、10年に比べて2倍以上に膨れ上がった。また、タクシーの利用が減り、ウーバーなどのライドシェアの利用が16年には史上最多の9250万回だったことも明らかになっている。
ポーリー・トロッテンバーグDOT局長は発表の中で、「市内における交通の3分の2は既に自転車などの環境に優しい持続可能な手段に取って変わった。今後も改革を続け、道路交通のバランスを保っていきたい」と表明した。
市はバスや自転車の専用レーンの増設やフェリーサービスの拡充に努めており、今年は特に、幹線路での走行時速の改善を目指す混雑緩和策や「ジップカー(Zipcar)」などカーシェアサービスの試験導入、シティバイクを補完する駐輪場を使わない自転車シェアサービスなどを推進する予定だ。

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