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18日に発表された米国勢調査のデータによると、ニューヨーク市の人口が2017年と18年に減少した。市に入ってくる移民の数が先細りし、流出数も上伸。ウォール・ストリート・ジャーナルは、若年層を中心に続いていた流入が頭打ちしたと分析する市当局の声を紹介している。
データによると、18年7月までの1年間で、市の人口は前年同期比0.47%減の約840万人。同紙によると国勢調査局は当初、17年の市の人口が増加すると予想していたが今回撤回、16年より0.45%下がったと発表した。
市都市計画局の担当者は同紙の取材に対し、市の人口の爆発的増加に歯止めがかかったと分析。それでも、10年から18年までに市内5区の人口は2.7%膨らんだ。市の流出入数を数えた純移動数も近年、縮小傾向。11年には1万4300人増加だったものの、13年に減り始め、18年には8万7000人減だった。
他に、カリフォルニア州ロサンゼルス市(0.1%減)、イリノイ州シカゴ市(0.2%減)などの都市でも人口が減っていた。
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