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メトロポリタン美術館は3日から、天文学写真の歴史をたどる展覧会「Apolo’s Muse」を開催する。アポロ11号の月面着陸50周年企画。写真が発明された1839年から月面着陸までの130年間に、月面のより正確な記録を残そうと奮闘した天文学者らの写真170点以上を展示する。見どころは新たに見つかった月の銀板写真2枚。同館によると、これらの写真は1840年代に撮影。月の写真としては最も初期のものとみられている。9月22日まで。

アポロ11号の月面着陸の様子(photo: The Metropolitan Museum of Art / Neil Armstrong. NASA Apollo 11. Buzz Aldrin Walking on the Surface of the Moon near a Leg of the Lunar Module, 1969, printed later)

最も初期のものとされる月の銀板写真(photo: The Metropolitan Museum of Art / John Adams Whipple. The Moon, 1857-60)
展覧会では写真の他、版画、絵画、フィルム、ビデオアート、天文学用具、アポロ11号の宇宙飛行士が使用したカメラなども展示する。
1969年7月20日、人類が初めて月面に降り立った瞬間を捉えたテレビ映像は世界中で5億人が視聴。天文学写真の歴史に大きな影響を与えた。
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