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マンハッタン区以外のニューヨーク市4区で昨年、経済成長率が急増していたことが分かった。ニューヨークポストが米商務省経済分析室の調査を基に12日、報じた。
最も成長が著しかったのはスタテン島で、ニューヨーク州内の62郡の中で第1位。同島は、2017年の134億6000万ドル(約1兆4752億円)から145億ドル(約1兆5892億円)と7.8%上昇していた。次いでブロンクス区が398億ドル(約4兆3621億円)から427億ドル(約4兆6799億円)と7.2%の増。ブルックリン区は854億ドル(約9兆3599億円)から915億ドル(約10兆251億円)と7%以上の増加を記録。
州内で4番目の成長を見せたクイーンズ区は、881億ドル(約9兆6526億円)から933億ドル(約10兆2224億円)と5.9%の増加だった。
一方、他区と比較して、最も経済規模が大きいマンハッタン区の成長率は、6014億6000万ドル(約65兆8989億円)から6002億ドル(約65兆7609億円)へと、0.2%減少。州全体の成長率は1.2%とわずかに増加しただけで、全米の州の中で46番目の成長にとどまった。
経済成長が加速するスタテン島では2019年初頭から新規開店とそれに伴う雇用が増加。開発が盛んな北部沿岸には5月、市内初となる巨大モール、エンパイアアウトレットが開業した。

エンパイアアウトレットの
公式ツイッター
(@EmpireOutlets)より
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