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23年前にトランプ氏から性的暴行を受けたとする、ジャーナリストのジーン・キャロルさん(76)が1月30日、トランプ氏のDNAサンプルの提出を裁判所に求めた。トランプ氏に暴行を受けた際に来ていた服に付着した「未特定の男性」のDNAと照合させるためだという。各メディアが同日、報じた。
キャロルさんは昨年6月、マンハッタン区にある高級百貨店バーグドルフ・グッドマンの試着室でトランプ氏から性的暴行を受けたとニューヨーク誌で告白。これに対しトランプ氏は、「売名目的の虚偽」と否定。キャロルさんは人格を否定されキャリアを傷付けられたとして昨年11月、名誉毀損でトランプ氏を提訴していた。DNAサンプルの提出要請は同訴訟の一環。
これまで16人の女性が過去にトランプ氏から性的暴行を受けたと名乗り出ているが、トランプ氏は全て否定している。
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