RELATED POST
ニューヨーク州で、徘徊禁止法が廃止となった。ニューヨークタイムズが3日、報じた。同法は、45年前、街頭での売春を防止するために制定された法律であったが、これが拡張解釈され、風変わりな者や疑わしい者に対する警官によるいやがらせを助長してきた。
車内で話す、タクシーを待つ、挑発的とみなされる服装をするなどの無害な行動をしただけで、逮捕されることもあり、同州の進歩派グループやLGBTQコミュニティーは、同法が、LGBTQの逮捕を正当化するために使用されてきたと主張。
ストップ&フリスクの女性版と非難する声も聞かれた。最近では、同法が訴訟の対象となることが増え、廃止が叫ばれていた。
同州上下両院は、圧倒的多数で同法廃止法案を可決し、アンドリュー・クオモ知事は数時間後にこれに署名。直ちに発効となった。
同法の廃止は、性別の自己認識および表現に基づく差別や性的指向を矯正する転向療法を禁止した、2019年の法律成立がきっかけとなった。カリフォルニア州でも今年、徘徊禁止法廃止法案が提出される可能性があり、シカゴ、アトランタ、ニューオリンズなどの都市でも、同様の動きが進んでいる。
バイデン大統領はこのほど、トランスジェンダーの軍隊入隊を禁止するトランプ前政権の措置を撤回する大統領令に署名し、LGBTQに対する無差別保護の拡大を再開している。

>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








