アジア系人種差別で対策強化 NY市警、コロナ絡みで増加

 デブラシオ・ニューヨーク市長は23日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に絡み、市内で増えているアジア系住民へのヘイトクライム(憎悪犯罪)に対処するため、NY市警によるパトロールと捜査態勢を強化していると述べた。同市警によると、今年アジア系へのヘイトクライムは2件起きている。ウォール・ストリート・ジャーナルが同日、伝えた。  2019年の3件に対し、昨年は28件発生。うち18件で容疑者が検挙された。クイーンズ区フラッシングでは16日、アジア系の年配女性が襲撃された。市警はヘイトクライムと断定していないが、動画がSNSで拡散され容疑者は逮捕された。

デブラシオ市長の公式ツイッター(@NYCMayor)より

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