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NYの大学、大麻関連講座が急増
娯楽用大麻の合法化踏まえ

ニューヨーク州で娯楽用大麻が合法化されたことを踏まえ、来年にも店頭で販売が開始され、簡単に入手できる流れとなる見込みだ。そうした中、大麻を巡るビジネスや歴史に関する講座を設ける大学が増加している。ニューヨーク・ポストが2日、伝えた。
オンライン授業が中心のエクセルシオール大学は「大麻管理」を盛り込んだ修士課程を新たに設置。多様な法規制など、大麻産業が直面する複雑な環境について学ぶという。同大大学院のスコット・ドーラン学長は「大麻産業は2025年までに、数十億ドルの一大産業となる。
栽培や販売に携わる人だけでなく、弁護士や会計士、保険関係者にとっても必要な知識だ」と胸を張る。
ニューヨーク州立大学では現在、大麻に関する10講座を設置。ジェームズ・マラトラス学長は「仕事で必要となる知識やトレーニングを提供するのが我々の使命。増設は必至だ」と指摘。ファーミンデール校で大麻生産と経営の資格講座、モーリスビル校で大麻産業の副専攻コースを開始する。
ニューヨーク大学スターン経営大学院には「大麻ビジネス」講座があり、同校のネットワークを通じ、業界専門家や関連企業の生の声を聞くことができる。コーネル大学は「大麻・生物学、社会と産業」という講座を設けている。
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