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NYのヘイトクライム、大幅増
アジア系住民標的、4月までで80件

ウォール・ストリート・ジャーナルが3日伝えたニューヨーク市警(NYPD)の発表によると、今年1月初めから4月初旬までの間、アジア系住民を標的にしたヘイトクライムが80件発生し、前年同時期の16件から大幅に増えたことが明らかになった。
2020年のアジア系へのヘイトクライムは28件で、19年の3件から増加。NYPDの関係者は「アジア系住民への攻撃の一部は、コロナウイルスの感染拡大にアジア系が関与しているとの間違った考えが動機となっている」と指摘している。
NYPDの発表によると、アジア系への攻撃が増えていることに加え、ユダヤ系へのヘイトクライムも起きているため、市内で起きたヘイトクライムは増加し続けている。今年1月初めから5月初旬までで既に180件起きており、前年同時期の104件から73%も増加した。
NYPDは、アジア系へのヘイトクライム対策を強化しており、1月1日から5月2日までで、78件のヘイトクライムを検挙した。これは、前年同期の30件と比べ、160%増えている。昨秋には、アジア系の刑事でつくる「タスクフォース」を創設。今年3月には覆面捜査官の活用を始めた。
一方、市当局は、報告されていないヘイトクライムも数多く、実際の件数はもっと多いだろうと分析している。
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