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6億3500万ドル投じ学校教育立直し
NY市、コロナ下の遅れを取り戻す計画発表

ニューヨーク市のデブラシオ市長とポーター教育長は、6億3500万ドル(約698億5000万円)の予算で学校教育を立て直す計画を発表した。 8日付、ゴッサミストが報じた。
この計画によると、2億ドルで英語と算数のカリキュラムを整備する。以前から、有色人種やアジア系の著者による教材をもっと採用するよう保護者団体から要求があった。市では教育者や保護者を含めて教材などを見直す意向だ。特別支援学級も充実させる。そのために2億5000万ドルの予算を投入。プレスクールの定員を800人増やすほか、この秋から放課後や土曜日のプログラムを開始する。さらに1億2200万ドルをかけてタブレットやノートパソコンを全ての生徒に配布。4900万ドルで読解力向上を目指したコーチを学校に派遣する。11年生および12年生に対し大学進学のためのカウンセリングを充実させる計画もある
市はコロナ下で学校教育が16カ月の間遅れを取ったと認識。カウンセラーのポーター氏は「9月13日から始まる新学期が待ち遠しい。生徒や保護者の意見も入れた今までにない教育環境で遅れを取り戻す」と前を向いた。活動家団体「アドボケーツ・フォア・チルドレン」の責任者、キム・スイートさんは「詳細が大切。1ドルとして無駄にせず、有効に使うべきだ」と指摘している。
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