道路標識につないだ自転車撤去 警察への非難、SNSで炎上

 

 

道路標識につないだ自転車撤去

警察への非難、SNSで炎上

 

マンハッタン区にて、10日午後撮影(Photo:本紙)

 

 ニューヨーク市警(NYPD)が、道路標識につながれた自転車を撤去する写真をツイッターに投稿したことに対し、SNS上で非難が続出している。ツイートはその後、削除された。amニューヨークが8日、報じた。

 市内では、公式に認可された駐輪用ラックが不足しているため、サイクリストは日常的に自転車を標識やフェンスにつないでいる。NYPD第107分署は同日、クイーンズ区フラッシングの141ストリートと78ロード近くの道路標識につながれた自転車を撤去する警官の写真と共に「自転車を道路標識につなぐことは違法で、歩行者に危険を及ぼす可能性がある」とツイッターに投稿した。

 これを受け、警察や政府機関による違法駐車を非難する投稿がSNS上に相次いだ。同区アストリアの第114分署が以前、一時停止の標識などの金属製の支柱が自転車をロックするのに適していると推奨していたことをあげ「矛盾」を非難する投稿もあった。

 運輸局(DOT)の元幹部は「道路標識に自転車をつなぐことは無害で、これまでにそのことに対して法律が施行されることはほとんどなかった」と述べ、今回の警官の対応に驚いている。DOTのハンク・ガットマン局長は8日「警察と話をして、実際に何が起きたのかを知る機会が得られるまで、それについてコメントするつもりはない」と語った。

 

 


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