NY市、若者10万人超の雇用創出 全米最大の職業体験プログラム

 

 

NY市、若者10万人超の雇用創出

全米最大の職業体験プログラム

 

プログラムを通じて仕事に従事する14歳から24歳の若者たち=ニューヨーク市(写真提供:クイーンズ・コミュニティ・ハウス)
Every summer, Queens Community House provides youth between the ages of 14 and 24 with career opportunities and paid work experiences through SYEP (photo courtesy of Queens Community House)

 

 ニューヨーク市のアダムズ市長は15日、若者向け夏季雇用制度(SYEP)などを通じ、この夏に10万人以上を雇い入れると発表した。同日、amニューヨークが報じた。

 10万人以上の有給での夏季雇用プログラムは全米最大。7月〜8月の6週間に実施される。 アダムズ氏は「全ての若者にチャンスを与える」と強調。「自分の住む地域から外に出るという体験が必要だ」と続けた。ライト副市長も「SYEPを体験すると学業も向上し、就職もしやすいという調査結果がある」とコメントした。将来役立つ実地訓練にもなり、夏に急増する暴力犯罪に手を染めずにすむ。SYEP経験者の逮捕率は17%下回り、その後5年間は州内で勾留される可能性も低いという調査結果がある。アダムズ氏が重点政策に掲げる銃犯罪防止にも役立つ。

 対象は14〜24歳の合法的に働くことができる市民。14〜15歳はキャリアパスについて学び、プロジェクトベースの活動に参加する。16〜21歳は仕事で使うスキルを身に付けることを目的に、多様な業界の仕事を体験。就職が難しく、公共住宅に住む22〜24歳には特別プログラムを用意する。ホームレスや公共住宅に住む若者は今月14日から、一般は3月1日から申し込みを受付ける。

 

(Photo: アダムズ市長の公式ツイッター(@NYCMayor)よりキャプチャ)
(Photo: アダムズ市長の公式ツイッター(@NYCMayor)よりキャプチャ)


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