「ブリスプラザ」活性化計画こう着 ホームレスが住み着き

 

 

「ブリスプラザ」活性化計画こう着

ホームレスが住み着き

 

サニーサイドの「ブリスプラザ」のホームレスの所有物=8日(Photo: 本紙)
サニーサイドの「ブリスプラザ」のホームレスの所有物=8日(Photo: 本紙)

 

 クイーンズ区サニーサイドの公共広場「ブリスプラザ」にホームレスが住み着いていることで、プラザでの文化的イベントの開催などに支障をきたしている。QNSが7日、報じた。

 ニューヨーク市は2014年、クイーンズブルーバードと46丁目が交差する地下鉄7線の高架下に、公共広場「ブリスプラザ」、40丁目に「ロウェリープラザ」の建設をそれぞれ計画。高架下の地面を舗装して歩行者専用エリアとし、テーブルと椅子、観葉植物を設置した。ビジネス改善地区であるサニーサイドシャインズは、両プラザのメンテナンスと、文化的プログラムの提供を行ってきた。

 気温が穏やかになる中、サニーサイドシャインズの新エグゼクティブディレクターであるダーク・マッコール氏は、ブリスプラザを活性化する新しい計画を進めようとしている。ただ、同プラザには1年近く前から6人ほどのホームレスが住み着き、周辺には所有物が積まれているため、計画を進めることができないままだ。

 マッコール氏は「解決策が見つかり、ホームレスの人々が、住宅やサービスの支援を受けられることを望んでいる」と強調。市社会福祉局とホームレスサービス局は、ブリスプラザやサニーサイドのその他の場所にも、毎日何度もアウトリーチチームを派遣、サービスを提供するために、ホームレスの人々に働きかけている。

 

8日(Photo: 本紙)
8日(Photo: 本紙)
8日(Photo: 本紙)


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

 

タグ :  ,