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NY市、コロナ検査所で治療薬を無料処方
全米初「検査と治療」


ニューヨーク市のアダムズ市長は6月30日、コロナの移動式検査所で経口治療薬「パクスロビド」の処方箋を即時、無料で処方すると発表した。「検査と治療」を行う全米初の試みとして注目されている。7月1日、ニューヨーク・タイムズが報じた。
パクスロビドはファイザー製で昨年12月に米食品医薬品局(FDA)から緊急使用の許可を得ている。4月に陽性となったアダムズ氏も服用し、重症化を回避できたとしている。感染初期に服用することが推奨されている。「治療が必要なニューヨーカーに即時に薬を提供することができる。全米の模範となる」とアダムズ氏は記者会見で胸を張った。米疾病対策センター(CDC)の調査では、低所得層のコロナ治療薬の入手率は富裕層の半数という。市の医療関係者は検査と治療を同期化することで不平等の問題を解決できると指摘している。
処方箋を発行できる専門家が常駐する検査所はマンハッタン区インウッド、クイーンズ区サウスオゾンパーク、イーストブロンクスの3カ所に設置される。いずれも薬局の前にできるため、陽性反応者は処方箋をもらった後すぐに治療薬を入手できるという仕組み。市では7月末までに30カ所に増やす予定。秋までには検査所でパクスロビドを配布する計画だ。

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