NY市のプール、営業時間短縮の恐れ ライフガードの人員不足が深刻化 

 

 

NY市のプール、営業時間短縮の恐れ

ライフガードの人員不足が深刻化

 

写真はイメージ

 

プールやビーチの監視員(ライフガード)不足の深刻化を受け、ニューヨーク市の多くのプールで今夏、営業時間が短縮される恐れがある。市公園管理局は、これまでに経験者280人と新採用の200人の計480人を確保したものの、全てのプールとビーチをフルタイムでオープンするのに必要な数の3分の1でしかない。

5月22日の市議会公園委員会の会合で、同局のスー・ドノヒュー局長は「あらゆるビーチ、プールをオープンするためには、約1400人のライフガードが必要だ。800~900人程度に達しない場合、プールやビーチを午前11時から午後7時までなどの1シフト制でオープンすることになる」と説明。営業時間の短縮に踏み切らざるを得ないとの認識を示した。

市は、給与の引き上げや残業特別手当の導入に加え、無料の水泳レッスンや学校や就職フェアでの広告強化など、募集に力を注いでいる。公園管理局は、順次採用を行い、独立記念日までに目標を達成したいとしている。

市は昨年の夏、6月下旬までで529人、7月上旬までには300人以上を採用し、約900人のライフガードを確保した。ただ、2021年の千人、16年の1500人と比べると、大幅に減少していた。(2日、タイムアウト)

 

 


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