グレート・ローン、芝生修復で来春まで閉鎖 セントラルパークの憩い、市民には残念

 

グレート・ローン、芝生修復で来春まで閉鎖

セントラルパークの憩い、市民には残念

 

閉鎖されるザ・グレート・ローン

 

マンハッタン区セントラルパークの「ザ・グレート・ローン」が、芝生の修復作業のため、少なくとも2024年4月まで正式に閉鎖される。レッド・ホット・チリ・ペッパーズやローリン・ヒルなどが出演した先月の「グローバル・シチズン・フェスティバル」の影響で、芝生の大部分が損傷した。例年11月下旬から4月までの間、一般公開されないが、天気の良い秋口に、芝生の上で憩いの時間を過ごしたいと考えていた市民にとっては、残念な結果となった。

9月23日に行われた無料のミュージック・フェスティバルには、大雨にもかかわらず数千もの人々が詰めかけた。満員状態の中での重い機材の使用に加え、飛び跳ねたり芝を踏みつけたり、歩き回る人々により、芝生の大部分が損傷、3分の1が完全に破壊されたという。セントラルパーク・コンサーバンシーの広報担当者は「我々のチームは現在、芝生の修復に取り組んでおり、できれば来春の再開に間に合わせたいと考えている」と述べた。

芝生が完全に破壊された部分には全面的な種まきが必要で、その費用はグローバル・シチズンが担う。同団体は2012年にフェスティバルを初めて開催して以来、公園の損害費用を常に負担してきた。(3日、タイムアウト

 


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