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料理宅配サービスの「ウーバーイーツ」「ドアダッシュ」は4日、ニューヨーク市内ではアプリ上で配達前のチップ加算を行わないと発表した。 配達後に任意でチップを払えるようにする。
これは、アプリを使う料理配達員の時給を大幅に引き上げる市法が発効したからだ。最低賃金は時給17.96ドル。配達時には29.93ドルに跳ね上がる。これまでは注文者はチェックアウト時にチップを加算していた。それでは合計が高額になり、注文者がためらいかねない。そこで、配達後にのみ加えることができるようにした。
アプリを使う配達員は自営業者とみなされている。したがって、諸経費を引くと実質的な時給は11ドル程度になると試算されていた。市内の最低賃金15ドルを下回り、これが時給引き上げにつながった。危険が伴う仕事であることも加味された。
宅配サービス会社はコストが上昇するとして、時給引き上げに反対してきた。ドアダッシュは2度法廷闘争に持ち込んだが、いずれも敗退。先週は、州控訴裁判所から「時給17.96ドルにチップを加えるか、配達時1分につき50セントを支払うかすること」との判断を受けて白旗を掲げ、「アプリの利用者全てに重大な影響を及ぼす」と警告していた。なお、「グラブハブ・シームレス」はアプリ変更についていまだ発表していない。(5日、fox5ニューヨーク)

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