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私のビルは倒壊しない?
兆候見たら、311に連絡を

ブロンクス区のアパートビルが11日一部崩壊したことから、「私のビルは大丈夫か」と懸念するニューヨーカーが増えている。
ビー玉が廊下を転がりだす、壁が膨らむ、窓が開かなくなる、内壁に亀裂が入る、亀裂が広がる、きしむような音がする。フロリダ州の高級マンションなどビル崩壊を55年にわたり研究してきた構造エンジニア、アリン・キルシェイマー氏は、崩壊の兆候としてこうした変化を挙げる。そして「変化が短期間に生じた場合はリスクが高い」と警告している。
ニューヨーク市建築局(DOB)はビルの安全性に疑問がある住民は、行政総合ダイヤル(311)に連絡するよう求めている。DOBの報道官はメールで「ビルの構造上の安全は最優先事項。24時間体制で対応する」と約束している。ただ、311への連絡は第一歩。キルシェイマー氏は「DOBの対応が遅れる場合もある」と話す。
AVTエンジニアリングのジョセフ・パサテュロ氏は「リスクが高いと感じたら、オーナーに直ちに修復するよう求めたり、ビルから避難したりすることが必要」と指摘する。市内では6階を超えるビルは5年毎に外壁検査が義務付けられている。何らかの工事が始まったら、DOBの情報システムで最近の検査報告書や建築基準違反を調べ、安全性に問題があるかを確認することも勧めている。(13日、ゴッサミスト)

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