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テイラー・スウィフトのコラムで騒動
ニューヨーク・タイムズ、性的指向を指摘

テイラー・スウィフトさんのセクシュアリティー(性的指向)を推測したニューヨーク・タイムズ(NYT)に長文コラムが騒動を巻き起こしている。コラム欄編集者のアナ・マークス氏の執筆で、スウィフトさん自身は異性愛者だと公言しているものの、クィア(LGBTQ+のQに相当)だということを、ファンに婉曲的に伝えているとした内容だ。
記事を掲載したNYTは炎上し、読者や一部のファンからの反発を招き、記事の撤回を求められている。5千に上る単語で構成された記事は「Look What We Made Taylor Swift Do」と題され、スウィフトさんが楽曲の中でLGBTQにまつわる言及を列挙し、自らがその一員だという「暗号メッセージ」を送っていると推論している。
スウィフトさんの周辺は、こうしたコラムを掲載する決定を下したのは性差別と倫理観の欠如によるものだと指摘。「彼女が大きな成功を収めたことにより、人々の倫理観に穴が開いている。こうした記事は、男性アーティストであれば、書かれることはなかっただろう」と述べている。マークス氏は、スウィフトさんがキャリア初期からクィアであることを密かに示そうとしてきたと主張。これに対し、スウィフトさん自身はクィア・コミュニティの一員だと認識していないとされる。 (8日、ガーディアン)
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