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全米のカクテルバーで、日本製の氷が人気を集めている。これまでも、日本のバーテンディングの丁寧でエレガントな技術に長い間魅了され、日本製の酒類や材料、道具、技術などを取り入れてきた。ただ、透明なキューブや手作業でカットされた球体など単に日本風の氷を使用するだけでなく、日本から直送された氷を使用するところまで進んだ。
金沢の老舗「クラモト氷業」のパートナー「クラモトアイスUSA」が2020年に米国で設立、日本から氷の輸入を始めた。製造工程に約1週間を要する氷は、白山から汲み上げた水を使用し、不純物をほとんど含まない。同社は現在、ニューヨークの「Sip & Guzzle」、「Bar Moga」、ロサンゼルスの「Kato」、「Damian」、ラスベガスの「Herbs & Rye」など、全米約200軒のバーやレストランにサービスを提供している。
米国のバーテンダーらは「クラモトのスティックアイスは、コリンズグラスの縁までぴったり収まる。飲み物に触れる面積が少ないので、氷が溶けるのが遅くなり、炭酸ハイボールの発泡性が長持ちする」、「米国製の普通の透明な氷との違いは一目瞭然だ」と高く評価する。同社のかち割り氷は、カリフォルニアとハワイのニジヤマーケットで販売されており、昨年10月にはオーストラリアに市場を拡大、カナダにも近々参入する。(1月31日、パンチ)


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