1回8ドル、小さなボックスに入りカーテンを閉めると、

1回8ドルで撮影ができる

人気はうなぎ上り
日本でもかつては盛ってなんぼだった「プリクラブーム」が少し落ち着き、より「自然体を残すことができる」と、証明写真をフォトブース感覚で使う人が増えている昨今。チェキにインスタントカメラの「写ルンです」、2000年代初旬のデジタルカメラの再熱と、やはり時代は回るようだ。
そんな流れでニューヨークではフォトブースブームが到来しており、「Ace hotel」「the ROXY」「Birdy’s」とすでにあるスポットに加え、2024年6月には「OLD FRIENDS PHOTOBOOTH」がオープン。SNSでの口コミで瞬く間に広まり、あっという間に公式インスタグラムのフォロワーは13万人超え。オーセンティックな写真に添えられた「行くしかない」とのコメントに釣られ、連日行列ができるほどのにぎわいっぷりとなっている。
筆者は日本から遊びに来た友人との思い出作りに足を運んでみたのだが、到着するとすでに3組ほどが列を成しており、撮り終えたばかりの女子たちが「待って、可愛すぎひん!?」「やばいやばい!」と、出来栄えにテンションが上がりまくっている様子。ひとつ前のカップルが「クレジットカードをかざしたら、3秒で撮影が始まるから覚悟してね」と丁寧に教えてくれた。

はい、見事に高速で撮影される4ショットに踊らされた出来栄えとなったのだが(苦笑)、友人との楽しいモーメントをアナログで残すことの尊さを再確認することとなった。出来上がったフィルムを手に、「ちょっと笑いすぎたかな」「どこ見てんね〜ん」などとツッコミ合いながら、ニューヨークの街角を背景に写真を収める。時間が経てばフィルムの触り心地が滑らかに変化してくるので、それもまた楽しみポイント。
普段の遊びのなかではもちろん、こうした観光や再会のタイミングにはもってこいだと感じたニューヨークでのフォトブース体験。撮り始めるときっと「おかわり」してしまうので、散財には気をつけて(笑)。
文・写真/ナガタミユ
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