
=2024年4月4日
ニューヨーク市がTikTokの中心地と化している。カメラ映えする歩行者や背景、無限に撮影可能な社会的交流の機会があるだけでなく、デジタルコンテンツに数十億ドルを投じているマーケティングや広告業界の中心地でもあり、クリエイターやインフルエンサーがどんどん集まって来ている。2020~22年の間、18万9000人以上のインフルエンサーが市に移住した。ゴッサミストが16日、伝えた。
1、2分のTikTok動画のほとんどは一般人がiPhoneを使って1人で撮影したものだ。こうした即興のように見える動画の多くは、実はプロのスタジオクルーによって撮影されている。番組のホストであるレイチェル・コスターさんが、都会暮らしの20代の男性の寝室を訪れ、その汚さに顔をしかめ、山積みになった洗濯物を乗り越え、家具や壁などの改善点を提案する番組「Boy Room」も、プロデューサーのアダム・フェイズさんが設立して間もないテレビスタジオ「ジムナスティク」が制作している。
同番組の第1シーズンは、TikTokやインスタグラム、X(旧ツイッター)で2500万回視聴された。ハリウッドで活躍していたフェイズさんは、米国上陸から4年が経過していたTikTokに夢中になり、「われわれは、いずれソーシャルメディアのフィードで番組を視聴するようになるだろう」と考え、ニューヨーク市に移住した。
デイリーサン編集部のつぶやき「家賃なんぼ?」
道端を歩いているだけで、「家賃に何円払ってるの?」「今からどこに行くの?」「ポジティブにいられる秘訣は?」とクリエイターから突然カメラを向けられ、質問を投げかけられる街はなかなかないですよね。編集部Nの最近のお気に入りは、ワシントンスクエアパークでハイテンションにインタビューしまくる@whatspoppinです(フォロワー数は30万人)。なぜか、元気になれます。
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