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ニューヨーク市の小学校に通う児童の保護者たちは、子どもが休み時間に屋外で過ごす時間が減っていることを懸念している。チョークビートが7日、伝えた。

ブルックリンの公立第139校では、高学年の児童が州のテストを受けている間、静かな環境を保つため、低学年の児童を休み時間中、外に出さず教室で映画鑑賞をさせていた。これを受け「創造性に欠け、子どもの健康を優先していない」として息子を転校させた保護者もいた。保護者が苛立ちを募らせる一方、学校側は休み時間の過ごし方について規定を定めたり報告したりする義務はない。詳細を知りたいと願う保護者は落胆し、公平性の問題を懸念する。
研究によると、都市部の貧困地域に住む児童ほど、屋外で過ごす休み時間が少ない傾向にある。パンデミックの間、小児肥満が大幅に増加したことからも、休み時間に体を動かすことは重要だ。黒人、ヒスパニック、外国生まれの児童の肥満率は市平均の小児肥満率27%を上回っている。休み時間が毎日あることで、身体的や社会的、学問的にさまざまな利益がもたらされるとする研究結果もある。ニューヨーク市教育局(DOE)の健康政策では、「学期中のほとんどの日、全ての生徒に20分以上の休憩時間を設けること、また、体感温度が0度以下でない限り寒い日でも外に出るべきである」として、各小学校に休み時間中の屋外活動を強く推奨している。
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