ニューヨーク補習授業校
The Japanese Weekend School of NY

校長 小島 昇
謹んで新年のお祝いを申し上げます。
開校以来60年以上の歴史があり、世界各地の補習校の中でも大規模校とされるニューヨーク補習授業校は、文部科学省より派遣された管理職教員の指導監督の下、日本の学習指導要領に沿った学習指導を地道に進めています。子どもたちは、苦労しながらも現地校と本校を両立させ、日本語を話す仲間と一緒に、日本の教科書を使い日本語で学び続けています。教科の学習だけでなく、日本の学校行事や文化も学んでいます。
今年は新たに日本のAIドリルを導入し、日常の家庭学習支援も進める予定です。今後も日本国政府や企業各社のご支援をいただきながら、グローバルに活躍できる人材の育成を目指してまいります。

LI校 保護者会長 鹿島 香
謹賀新年。1300年前のヨーロッパでは識字率は非常に低く、推定では1~5%程度といわれますが、その頃の日本では万葉集が編纂され、農民、兵士、女性など一般の人々の歌も収録されています。その頃から日本人は文字を書き歌を詠みその歌を漢字で記すことができたと専門家は称えています。万葉集のような世界に誇る豊かな日本文化と、その歴史も楽しく生徒たちが学べる場をたくさん提供したいと思います。
W校 保護者会長
W校保護者会は、保護者の負担を最小限に抑えながら、最大限に楽しく、時代に則し、やりがいのある活動を目指してまいりました。活動を支えてくださった先生方、保護者の皆さん、企業の皆様と地域の皆様に心から感謝申し上げます。現地校と両立しながら頑張る子どもたちに、少しでも良い思い出を作ってあげられるよう、今後もサポートしていきたいと思います。

LI校 生徒会長 髙橋 勇登
今年度から生徒会主催の「LIランチクラブ」を始めました。小中学生に勉強を教えたり、一緒にカルタや折り紙で遊んだりするなど、学年を越えた交流を目的に高校生がボランティアで行っています。この企画実現を通して学んだことも多く、協力してくれる仲間のありがたさを実感し、先生方や保護者の皆さんのサポートに深く感謝しています。これからも生徒会長としてLI校の絆を紡いでいきたいと思います。

W校 生徒会長 長谷 杏吏
昨年の中高等部では、たくさんのイベントを実施しましたが、なかでも 11 月に行われた「のみの市」で、最終学年である高2は、伝統のクレープ作りに挑戦し、目標金額達成の喜びを全員で分かち合いました。こののみの市は、先輩方が築きあげてきた学びに基づく経験の上に成り立っているのだと改めて実感しました。新しい年も、この良き伝統を後輩たちに伝えていきたいと思います。

RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
NYの「無賃乗車」対策にまさかのアイテム 地下鉄の改札に現れたのは?
-
「世界一繁盛」のトレジョはNYのここ レジ数、従業員数は平均の3倍
-
NYの「トイレ難民」がさらに増加? スタバがトイレの無料開放を廃止
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』 Vol.6 日本のトイレにあったアレ
-
NYで最も家賃が高い地区は?「高級エリア」と「注目エリア」が全く異なる結果に
-
移民の権利、まず「ドアを開けないで」 取締官への対応策を知ろう
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』 Vol.5 アメリカには存在しない便利アイテム
-
クイーンズ·リッジウッド、2年連続首位 NY市の「住みたい地区」トップ10
-
変わった “おにぎり” がNYで流行 ビジュ重視なニューヨーカーを虜に「当時はそこまで認知されていなかった」