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感染症関連非営利団体(National Foundation for Infectious Diseases / NFID)が今年実施した「2025年手洗い実態調査」によれば、アメリカの成人の約半数が、感染症リスクが高まる場面でも手を洗わないことが判明した。手洗いは、感染症の約80%を予防できる。

調査によれば、成人の62%は「石けんと水で20秒間手を洗うと、細菌の拡散を効果的に減らせる」と正しく認識している一方、48%はスーパーやレストラン、医療機関などで手を洗い忘れたり、あえて洗わなかったりすることがあるという。
洗わない理由として最も多かったのは「忘れた」で、5人に1人(20%)は「不要」「時間がない」「手が乾燥する」などの理由で意図的に洗わないと回答。手洗いのきっかけとしては、トイレ使用後(69%)、食事や調理の前後(48%)、排泄物や動物の糞便に触れた後(39%)が上位に挙がった。
一方で、咳やくしゃみの後に手を洗う人は30%にとどまり、呼吸器感染症の拡散リスクが懸念される。手洗いの目的は、55%が「自分の健康維持と病気予防」、68%が「他人への菌の拡散防止」と答え、多くが他者への配慮を意識していることも明らかになった。
適切な手洗いはワクチンと同様に感染症予防の基本だ。もしすべての人が日常的に手を洗えば、世界中で年間約100万人もの命が救われると推定されている。
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