2026年1月6日 NEWS DAILY CONTENTS

1個800円でも食べたい!? 「NYの極上クロワッサン」5選を食べ比べ

「クロワッサンの街」でもあるニューヨーク

日本でも人気のクロワッサン。ニューヨークでも、クリームがたっぷり入ったクロナッツや渦巻きクロワッサンといった “映えクロワッサン” が話題だが、王道のプレーンクロワッサンも変わらず人気で、どこのパン屋でも見かける定番商品だ。

「クロワッサンの街」でもあるニューヨーク

ただし、価格はやはり「ニューヨーク価格」。日本でクロワッサンは、1個約250~400円くらいだが、ニューヨークでは平均で1個約5〜6ドル(730〜880円)ほど。

今回は編集部が実際に5軒を食べ比べ、それぞれの特徴や味の違いをレビュー。値段と価値が釣り合っているか?サクサク系VSもっちり系、きっとあなた好みのクロワッサンが見つかるはず!

1. La Cabra 

パリパリ感No.1 インパクトあり

イーストビレッジにある店の外観

デンマーク・オーフス発のベーカリーカフェ。店内にはグッズも並び、北欧らしいシンプルかつ洗練された空間が特徴。「最高のコーヒーにのお供はパンとペストリー」という哲学の下、クオリティーの高いパン作りを続けている。

製粉業者や農家、職人と直接関係を築き、厳選した小麦や穀物、果物などの素材の持ち味を最大限に活かしたペストリーを提供している。2021年にイーストビレッジにアメリカ初の店舗をオープンし、現在はソーホーに2号店がある。

ニューヨークのベーカリー「La Cabra」のクロワッサン

クロワッサンは手作業で折り込まれており、焼き目が美しく、パリパリ感はダントツNo.1。バターの風味はやや重めで、単体でのインパクトはいちばん強い。コーヒーとの相性は最高。パンが焼き上がる11時頃になるとどこからともなく人が集まり、あっという間に行列ができる人気店。

価格
5.99ドル
住所
SoHo:284 Lafayette St.
East Village:152 2nd Av.
営業時間
月〜金 7:00–20:00、土日 8:00–20:00
公式サイト
https://us.lacabra.com/pages/east-village
インスタグラム
@lacabrabakery

2. Lafayette Grand Café & Bakery

王道クロワッサン

ラファイエットはパリのカフェのよう

渦巻きクロワッサン「Suprême」が名物の、パリの街角を彷彿とさせる上品なカフェ。店内は天井が高く、アーチ型の窓からは自然光がたっぷり差し込み、クラシックな雰囲気の中にも温かみがある。入り口にはロティサリーカウンターがあり、パンやペストリーを眺めながらワクワクするような演出も。

ニューヨークのベーカリー「Lafayette Grand Café & Bakery」のクロワッサン

クロワッサンは、見た目の華やかさと、中のしっとり&もっちり感が最高レベルで、優しい甘さがあるのが特徴。バターの重厚な風味がしっかり感じられ、王道のクロワッサンとしての存在感がある。カフェではワインやカクテル、クラフトビールもそろい、ブランチからディナーまで幅広く楽しめる。

価格
5.44ドル
住所
380 Lafayette St.
営業時間(Bakery)
月~日 8:00-21:00
公式サイト
https://www.lafayetteny.com/
インスタグラム
@lafayette380

3. C&B 

香ばしさと、中のしっとり感のバランスが抜群

思わず見過ごしてしまいそうな素朴な外観

イーストヴィレッジにある素朴な外観の地元で愛されるカフェベーカリー。エッグサンドとハルミチーズのトーストが看板メニューで、朝食時には行列ができるほど。クロワッサンは、周りの香ばしさと中のしっとり感のバランスが抜群で、編集部ではいちばん人気。

ニューヨークのベーカリー「C&B」のクロワッサン

オーナーのアリ・サヒン(Ali Sahin)さんは独学でパン作りを学び、2015年にサンドイッチ用のパンを作り始め、そこからペストリーにも幅を広げた人物。生地は全て石臼挽きの小麦粉を使用し、2日間かけて発酵させている。

価格
4.99ドル
住所
178 E 7th St.
営業時間
月~日 9:00-16:00
公式サイト
https://www.candb.nyc/
インスタグラム
@candbnyc

4. La Bergamote

見た目は地味でも、優しい味わい

チェルシーの街角にあるフランス風カフェ

1998年創業のフレンチパティスリー。オーナーのロマン・ラマーズとステファン・ウィルマンが、クラシックなフランス料理と毎日焼きたてのペストリーを提供している。

ニューヨークのベーカリー「La Bergamote」のクロワッサン

今回の食べ比べをしたクロワッサンの中では、唯一の三日月型クロワッサン。サクサク感は控えめながら中は詰まって芳醇で優しい味わい。見た目の派手さはないが、編集部では2番目に評価が高かった。

価格
4.99ドル
住所
177 9th Ave.
営業時間
月〜土 7:00 – 22:00、日 7:00 – 21:00
公式サイト
https://www.labergamotenyc.com/
インスタグラム
@labergamotenyc

5. Supermoon Bakehouse 

パリパリ系で見た目が美しい

パン屋に見えないスタイリッシュな外観

アートのように美しいディスプレイと、中にクリームが入った“映えクロワッサン”や「Cruffin(クロワッサンとマフィンのミックスバージョン)」などでSNSでも話題。ベーカリーというよりは現代美術館のようなスタイリッシュな外観。看板も何もないので、お店の人に「ここはベーカリーですか?」と聞いてしまったほど。

ニューヨークのベーカリー「 Supermoon Bakehouse」のクロワッサン

クロワッサンはサクサク音が鳴るほどパリパリ食感が強く、バターの味は強すぎず全体のバランスが良い。時間が経ってもサクサク感は消えない。見た目のコントラストも美しいアート作品のよう。個人的には一番好みだった。

価格
5.99ドル
住所
120 Rivington St.
営業時間
水~日 10:00-22:00
公式URL
https://www.supermoonbakehouse.com/
インスタグラム
@supermoonbakehouse

実際に食べ比べてみると、正直なところ、どの店のクロワッサンもとてもおいしかったというのが率直な感想だ。パリパリ系が好みか、もっちり系が好みかによって「イチ押し」は変わるが、どの店も素材や製法への強いこだわりが感じられた。

SNS映えする個性的なクロワッサンも魅力的だが、シンプルなプレーンクロワッサンを味わうことで、その店ならではの技術や哲学がより強く伝わってくる。それぞれがニューヨークらしい個性と実力をしっかりと感じさせてくれた。

※クロワッサンの価格は取材時のもの。変更の可能性あり

取材・文・写真一部/藤原ミナ


                       
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