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ファッションとアートを通して「日本の四季」を、日本のデザイナー土佐尚子がNYでコレクション披露

Naoko Tosa: Sound of Ikebana - Four Seasons Fashion Show」
ニューヨークのジャパン・ソサエティー(Japan Society)で2月9日、京都大学の教授であり、MoMAに初期のビデオアート作品がコレクションされている日本人芸術家、土佐尚子(Naoko Tosa)のファッションアートショーが開催されました。スタッフ全員が気持ちを一つにしてショーを成功に導いてくれ、観客は満員御礼。素晴らしい成果となりました。

文・写真提供/土佐尚子
今回の発表は、従来のファッションショーという垣根を超え、Sound of Ikebanaの動画からダンサーが現れ、四季折々のファッションを見せるという演出でした。さらに服は、染色による環境破壊から着想を得たデジタル捺染によって制作されています。構成は日本と西洋の対比や融合をテーマにしています。
日本と欧米の「四季の融合」
イベントは4部構成で、四季をテーマに土佐アートを用い、日本の伝統的な四季の表現と、それが欧米の四季の表現と融合する様子を表現。
春:命の輝き
春は命が生まれ輝く季節です。洋の東西を問わず、人々はそれを花に託して愛でます。日本を代表する桜や、欧米で愛されているアイリスをデザインしたファッションをまとったモデルがパフォーマンスを披露します。

夏:先祖への祈り
夏は自分たちの神や先祖への思いを祈りに託す季節であり、この行為も洋の東西を問わず人々に共通しています。日本の祈りは祇園祭によって、西洋の祈りはマーサ・グラハムの舞踊へのオマージュとして表現されています。


秋:実りの祝い
秋は人々の働きの成果である実りを祝う季節です。ここではそれを西洋のダンスと日本の手拍子で表現しています。日本の手拍子は欧米のミニマルミュージックへと変化し、最後は東欧のダンスに乗って、ダンサーがアニメーションマントを着用して踊ります。その間、映像では隈取をした歌舞伎役者が連獅子で合いの手を打つというアートな演出が展開されます。

冬:戦いの記憶
冬は過去の戦いを思い出し、それを平和への祈願へと変える季節です。武家の戦いを描いた平家物語の代表的な場面である「敦盛」が討たれるシーンが演じられます。同様の物語は洋の東西を問わず存在しており、人々に哀愁の念と同時に平和への願いを呼び起こします。現代では自然との戦いも重要なテーマであるため、モデルは防災機能を備えたファッションをまとっています。

オフィシャルビデオが完成しましたので、お手すきの際にぜひご覧いただければ幸いです(動画はこちらから)。また、感想などのご意見がございましたら、naokotosa@gamil.com までお聞かせください。
今回のニューヨークでの手応えを受け、今後本格的にアート活動を推進するため、今年後半からニューヨークに住む予定です。11月には京都の京セラ美術館で個展を開催します。
土佐尚子
公式Webサイト
https://naokotosa.co.jp/
インスタグラム
@naokotosa
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