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飛行機内で無料提供されるブランケット(毛布)。一見清潔そうに見えるが、必ずしも毎回洗濯・消毒されているとは限らないという。アメリカの旅行誌トラベル・アンド・レジャーでは、客室乗務員による機内備品の実態が紹介されている。

実際にあった使用例
客室乗務員歴20年のナタリー・マギーさんによると、これまでに乗客から、髪の毛や食べ物のカス、カビ、体液などが付着していたとの苦情が寄せられているという。さらに機内では、飲み物をこぼした際の拭き取りや鼻をかむなど、本来の用途以外で使われるケースもある。
航空会社の運用は路線によって異なり、国際線では回収後に業者が高温洗浄し、袋詰めして再配布される。一方、国内線では折りたたんでそのまま再利用される場合もあるとされている。ナタリーさんは、「密封された袋に入っていない場合は注意が必要」と指摘する。
専門機関も指摘する“機内の盲点”
こうした機内の衛生については、専門機関も注意喚起している。欧州航空安全機関(EASA)のレポートでは、トレイテーブルやアームレスト、シートポケットなどが、乗客が頻繁に触れる「高接触面」として挙げられている。
これらの表面は多くの乗客が繰り返し触れるため、感染対策の観点から注意が必要な箇所とされている。さらに、別の研究ではこうした素材上で、細菌が数日間生存する可能性も指摘されている。
ブランケット持参がおすすめ
航空機は短時間で次のフライトに入るため、清掃は主にゴミ回収や簡易的な拭き取りが中心となる。このため、備品が毎回完全に消毒されるとは限らないのが実情だ。
こうした背景から、客室乗務員の間では、自分用のブランケットを持参することが推奨されており、現在はコンパクトに収納でき、枕としても使える旅行用ブランケットなども人気を集めている。
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