航空専門サイトファーストクラス・ドット・コムは、機内体験の質を決定付ける「ビジネスクラス・アメニティー・キット」の2026年度版ランキングを公開した。かつては簡易的な日用品の提供に過ぎなかったアメニティーは、今や世界的ブランドと提携した「ラグジュアリー・ウェルネス・パック」へと進化を遂げている。選出されたトップ7の顔ぶれは次の通り。

1. カンタス航空 × リディーヤ(Li’Tya)
創業100周年を記念したコレクションを展開。1960年代から現代までのデザインを反映した6種類のキットは、竹製の歯ブラシやリサイクル紙の使用など、同社史上最もサステナブルな内容となっている。オーストラリアの植物由来ウェルネスブランド、リディーヤの製品がセットされている。

2. エア・インディア × トゥミ(TUMI)
民営化後のサービス強化の一環として、エア・インディアはアメリカの旅行バッグブランド、トゥミと提携したハードケース型キットを導入。スキンケアには、マリン+ゴッツ(Malin + Goetz)を採用。付属のビーガン製レザーパッチは、トゥミ直営店でイニシャルの刻印サービス(モノグラミング)が可能となっており、パーソナライズされた特別感を演出している。

3. エール・フランス × クラランス(Clarins)
環境に配慮したリサイクル素材96%のポーチを採用。ブランドの象徴である「翼のあるタツノオトシゴ」がデザインされたスタイリッシュなケースに、フランスを代表するスキンケアブランド、クラランスの製品が収められている。

4. カタール航空 × ディプティック(Diptyque)
フランスの高級フレグランスメゾン、ディプティックとの独占提携を継続。ビーガンレザーのポーチには、同ブランドのシグネチャーフレグランスやボディローションがセットされており、洗練されたラグジュアリーを体現している。

5. エミレーツ航空 × ブルガリ(Bvlgari)
イタリアの高級ブランド、ブルガリとの長期パートナーシップを提携。フルサイズのウォッシュバッグに、男性用には「アクア・プールオム」、女性用には「オムニア・クリスタリン」のフレグランスやスキンケアが惜しみなく詰め込まれている。

6. シンガポール航空 × ペンハリガン(Penhaligon’s)
イギリスの王室御用達香水ブランド、ペンハリガンと提携。2023年からは「LUNA」シリーズに刷新され、フェイシャルミストやハンドローションを提供。機内のラバトリーにも同ブランドの製品が完備されている。

7. トルコ航空 × フェラガモ(Salvatore Ferragamo)
イタリアの高級ブランド、フェラガモと提携した新アメニティーキットを導入。男女別で季節ごとに異なるカラーのバッグを採用するなど、再利用可能な実用的デザインが特徴。

【番外編】日本の航空会社
ANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)がランキングに含まれていないのは、ラグジュアリー性やブランドコラボの面で他社に比べて控えめな点が影響していると考えられる。とはいえ、実用性や品質の高さには定評があり、独自の魅力を放っている。
ANA(全日空) × フランツィ(FRANZI) / クルティ・ミラノ(CULTI MILANO)
イタリアの高級レザーブランド、フランツィのポーチに、イタリア発の室内用フレグランスブランド、クルティ・ミラノのスキンケア(リップバームやボディローション)をセット。歯ブラシやアイマスクなどの基本アイテムに加え、海外発便ではオリジナルのエコバッグも付属。季節によってはイギリスのレザーブランド、エッティンガー(ETTINGER)のキットが提供される場合もあり、ポーチのデザインやカラーも時期により異なる

JAL(日本航空) × ヘラルボニー(HERALBONY)
日本発のクリエイティブカンパニー、ヘラルボニーとのコラボレーション。個性豊かなアーティストのデザインを採用したポーチが特徴で、フライトに彩りを添える。歯ブラシやアイマスクなどの基本アイテムに加え、モバイルスタンドやUSBケーブルなど実用性の高いアイテムも充実。

















