到着地のターンテーブルで待っていても、自分のスーツケースだけが出てこない——。そんなとき、まず何をすればいいのか。7月21日付のUSAトゥデーが、旅行専門家や米運輸省(DOT)の情報を基に、預け入れ荷物が遅延・紛失した際の対処法を紹介している。

空港を離れる前に申告
荷物が出てこない場合は、航空会社のバゲージ・サービス・カウンターで「手荷物事故報告書(mishandled baggage report)」を提出する。預け入れ荷物タグの番号や配送先を伝え、受付番号(file reference number)を必ず受け取ること。オンラインで申告できる場合もあるが、空港を離れる前に手続きを済ませる方が確実だ。
必需品のレシートを保管
遅延中に洗面用品や下着、最低限の衣類などを購入した場合、航空会社に実費を請求できる。対象は「合理的で、証明可能な費用」のため、レシートは全て保管しておこう。
12時間以上で手荷物料金を返金
事故報告書を提出し、次の時間内に荷物が届かなかった場合、預け入れ荷物の料金は原則として自動返金の対象となる。
- アメリカ国内線:到着から12時間
- 12時間以内の国際線:15時間
- 12時間を超える国際線:30時間
荷物は当初「遅延」として扱われ、多くの航空会社では5~14日後に正式な「紛失」と判断される。紛失が確定すると、中身について別途補償請求が必要になる場合もある。
国内線と国際線で異なる上限
航空会社の賠償責任限度額は、乗客1人当たり、アメリカ国内線で4700ドル、モントリオール条約が適用される多くの国際線で1519SDR(約2175ドル)。いずれも手荷物1個当たりの金額ではない。
ただし、全員に満額が支払われるわけではない。実際の補償額は、中身の価値や使用年数、レシートや写真などの証明を基に決まる。高価な物を預ける場合は、チェックイン時の特別申告や旅行保険も検討したい。
















