ニューヨークで約14年間にわたり上演され、日本人観光客にも人気だった「スリープ・ノー・モア(Sleep No More)」。その跡地が今秋、新たな劇場に生まれ変わる。安野モヨコの「鼻下長紳士回顧録」を原作とする新作ミュージカル「MEMOIRS OF AMOROUS GENTLEMEN」のチケットが8月20日、ついに発売された。同時に、舞台となる新劇場「The Night Egg at the Culture Club」の完成イメージも初公開された。

場所はマンハッタン・チェルシー、西27丁目530番地。かつて1990年代を代表するナイトクラブ「Twilo」があり、その後は「スリープ・ノー・モア」の舞台として親しまれてきた。同作は、観客自身が館内を自由に歩き回りながら物語を体験する没入型演劇として話題を呼んだ。新劇場の名称「The Night Egg」は、原作漫画に登場する娼館に由来する。

今回、本作の舞台美術を手がけるのは、トニー賞を3度受賞したスコット・パスク(Scott Pask)。公開された完成イメージでは、客席が舞台を囲むように配置され、赤を基調とした妖艶な空間が広がる。「スリープ・ノー・モア」で多くの観客を魅了した場所が、今度は日本の漫画の世界へと姿を変える。
さらに、9月25日と26日は、通常よりお得な価格で観劇できるのもうれしいポイント。 公演は9月25日にプレビューを開始し、10月15日に正式開幕。2027年1月3日まで上演される。チケットは8月20日午前10時(東部時間)から公式サイトで販売中だ。

原作「鼻下長紳士回顧録」の舞台は20世紀のパリ。娼館「ナイト・エッグ」で働く主人公コレットが、風変わりな客たちの幻想や告白、秘めた悲しみを書き留めながら、自らの力を見いだしていく。一方で、幼なじみの恋人レオンへの破壊的な執着を抱え、献身と自滅の境界線で揺れ動く物語だ。主演はNetflix実写版「ONE PIECE」、「ビートルジュース」などで知られるソフィア・アン・カルーソ(Sophia Anne Caruso)が務める。
音楽・作詞は「春のめざめ」のダンカン・シーク(Duncan Sheik)、脚本は日系アメリカ人のリア・ナナコ・ウィンクラー(Leah Nanako Winkler)、演出・振り付けはロブ・アシュフォード(Rob Ashford)。トニー賞受賞者らブロードウェイのトップクリエイターが集結し、日本で生まれた漫画をニューヨークの新たな劇場でどう表現するのか、注目が集まる。

MEMOIRS OF AMOROUS GENTLEMEN
期間
10月15日(木)〜2027年1月3日(日)
※プレビューは9月25日(金)から
場所
The Night Egg
(530 W. 27th St.)
チケット
販売中、9月25・26日は特別割引価格ynews26082
公式Webサイト
https://www.memoirsmusical.com/















