アッパー・ウエスト・サイドにある美術館「フリック・コレクション(The Frick Collection)」で、名画と生演奏を一度に楽しめるコンサートシーズンがこの秋スタートする。世界で活躍する音楽家による夜公演を中心に、ランチタイム公演やポップアップコンサートまで、多彩なプログラムがそろう。

フリック・コレクション名物の中庭、ガーデンコート(photo: Joseph Coscia Jr.)

実業家ヘンリー・クレイ・フリックの旧邸宅を利用し、西洋美術の名品を所蔵するニューヨーク屈指の美術館として知られる同館。大規模改修を経て2025年4月にリニューアルオープンし、これまで非公開だった2階の居室なども新たに一般公開された。

今回コンサートの舞台となるのは、改修に伴い新設された211席のスティーブン・A・シュワルツマン・オーディトリアム。注目の夜公演の入場料は80ドル(一般)で、チケットには開演2時間前からの入館料も含まれる。名画を鑑賞した後そのまま生演奏を楽しめるのも同美術館ならではだ。

会場となるスティーブン・A・シュワルツマン・オーディトリアム(photo: Nicholas Venezia)

10月18日の「Goya’s Musical World」を皮切りに、カウンターテナーのアンソニー・ロス・コスタンゾやピアニストのポール・ルイスらが登場。室内楽、声楽、古楽など幅広い演奏が予定されている。

さらに平日午後1時からの「Lunchtime Concerts」は35ドル。11月にはガーデンコートで、美術館の入館料のみで楽しめるポップアップコンサートも開催。新しくなったフリック・コレクションで、アートと音楽を一緒に楽しんでみては。

重厚感のある外観(photo: Nicholas Venezia)

The Frick Collection 2026–27 Concert Season

期間
10月18日(日)〜2027年5月23日(日)
会場
The Frick Collection
(1 E. 70th St.)
夜のコンサート
10月18日(日)〜2027年5月23日(日)
入場料
$80(一般)、会員は20%引き
※開演2時間前からの入館料を含む

Lunchtime Concerts
10月22日(木)、12月17日(木)、2027年2月4日(木)、3月4日(木)
開演時間
13:00
入場料
$35

Garden Court Pop-Up Concerts
11月14日(土)、22日(日)
開演時間
14:00
入場料
美術館入館料のみ(追加料金なし)
※座席・立ち見スペースには限りがあり、先着順

チケット発売
2026年公演:9月8日(火)/会員先行9月1日(火)
2027年公演:12月15日(火)/会員先行12月8日(火)
公式Webサイト
https://www.frick.org/programs/concerts