ニューヨーク旅行で、家族や友人と一緒に泊まるため、「Airbnb(エアビーアンドビー)」で家やアパートを探す人もいるだろう。ただし、ニューヨーク市では、一般の住宅を30日未満、貸し切りで利用することは原則認められていない。日本から旅行する人や、家族が遊びに来る際に宿を探す人に向け、市の公式案内をもとに予約前の確認ポイントをまとめた。

家全体の貸し切りは原則不可
市内の一般住宅を30日未満借りる場合、貸し手のホストは市への登録を済ませ、宿泊客と同じ家の中で一緒に過ごす必要がある。例えば、ホストがアパートの隣の部屋に住み、宿泊客に別の一室を丸ごと貸す形は認められない。宿泊客は原則2人まで。「ホストが留守の間、家族や友人だけで家全体を使う」といった借り方はできない。こうした制限は以前から設けられている。
登録番号と宿泊条件を確認
予約前には、宿の紹介ページにニューヨーク市の短期賃貸登録番号が載っているか確認しよう。市の公式サイトで公開されている登録リストでは、番号や住所、宿の掲載ページなどを確認できる。ただし、最新の状況が反映されているとは限らないため、資料の日付にも注意したい。登録番号があっても、実際の貸し方が規則に反している場合がある。「ホストも同じ家に泊まるか」「宿泊人数は制限内か」を確かめ、予約した住所とは別の場所に案内された場合も注意が必要だ。
違法な宿と分かったら?
市の案内によると、予約した宿が違法と分かっても、宿泊客がその責任を問われることはない。ただし、建物や部屋が危険と判断され、市の検査官から退去を命じられた場合は、宿を出る必要がある。
市は、到着してもホストと連絡が取れない、予約した場所とは違う宿に案内されるといったトラブルにも注意を呼びかけている。被害に遭ったり、宿の安全に問題があると感じたりした場合は、市の窓口『311』に連絡するか、ニューヨーク市の公式サイトから通報できる。
















