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世の中、ストレスが高まると、結婚件数が増加する。コロナ蔓延も例外ではない。昨年10月に式を挙げた 4000人を対象とした調査で、82%が「難局を一緒に乗り越えるパートナーを求めて」結婚への意識が高まったと回答した。6日ニューヨークタイムズが報じた。
未亡人のナンシー・タウンゼントさん(66)は昨年3月初め、ハーブ・トーマスさんとレストランで知り合った。その後、フェイスタイムでデート。4月に屋外で会食してイースター後には婚約。「ぐずぐずしていられない」と9月6日に結婚した。結婚指輪を販売するミッシェル・デマリーさんは「コロナ下で出会い、短期間で結婚するカップルは多い」と指摘する。
結婚許可証の処理もオンラインで簡素化。それもあって、ニューヨーク市内では取得に時間がかかる。ジョスリン・ボーさん(38)は昨年5月に申し込んで、9月の予約が取れた。実際の式は11月6日だった。
コロナ禍だから、大規模な挙式や豪華なハネムーンは諦めたほうがいい。テキサス州シュガーランドで昨年9月に結婚したステーシー・エステップさん。式には100人程度を招待し、ハワイかボラボラ島でのハネムーンを夢見ていたが「重要なのは結婚すること」と悟った。実際、式に参加したのは16人。ハネムーンは近くのオースチン市だった。

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